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: 上級
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『5
Ways to Publish FileMaker Data to the Web』
Beverly Voth 8/15(水)15:15
『ファイルメーカーのデータをwebに公開するための5つの方法』と題して、さまざまなwebの活用例が紹介された。
■静的なweb公開
1. HTMLで書き出す
ファイルメーカー Proの「レコードの書き出し」機能を使用してHTML文書を書き出す方法。
ファイルメニューの「レコードの書き出し...」から「HTML表形式」を選択することにより、データをHTML文書として書き出すことが出来る。
が、本当に単なる「表(テーブル)」としてデータが並んでいるだけのHTMLが書き出されるので、見た目は決して良くない。また、カスタマイズするためには書き出したHTMLそのものを編集する必要があるため、元のDBのデータに変更があった場合はそのたびにHTMLを書き出し直し、さらにそのたびにHTMLの編集を行う必要がある。
利点としては何といっても手軽であることなので、見た目をそれほど気にする必要がない場合や、頻繁に更新されないデータを公開する場合などに利用すると良いだろう。
2. HTMLを生成する
計算フィールドでHTML文を生成し、フィールド値をHTML文書として書き出す方法。HTMLを自由に作成できるため、凝ったレイアウトやデザインにすることが出来る。
もちろん、データに変化があった際はあらためてHTMLを書き出す必要があるが、カスタマイズは全てファイルメーカーの計算式上で行うことが出来るので、データの更新は容易。
注意点としては、改行コードの違いを調整する必要がある。テキスト部分の改行は<br>タグに置き換えることになるが、それ以外の改行についてはファイルメーカーのフィールド内改行(VT:ASCII
Character 11)をHTML内で(というか、UNIXで使われる一般的なテキスト文書内で)普通に使える改行(LF:ASCII
Character 10)に変換する必要がある。troiのプラグインの使用を推奨。(竹内注:
Macintoshの場合はAppleScriptで可能)
■動的なweb公開
3. インスタントWebによる公開
ファイルメーカーProの「インスタントWeb」機能を利用する方法。
動的なwebデータベースを、手軽に構築することが出来る。
バージョン5.5からは、
・ユーザはほとんど何もせずに、ファイルメーカーにおまかせで公開できる
・元DBのレイアウトをほぼ忠実にブラウザ上に再現できる
・新しいスクリプトの追加や、レイアウト上のボタンのサポート
というふうに、インスタントWeb自体もかなり進化している。
問題点としては、柔軟性に欠け、ボタンやスクリプトの仕様に制限がある。
『WYSIWIG(what you see is what you get)はYMMV(your
mileage may vary)』だとの説明。レイアウトの再現性はその時次第だということか。
4. カスタムWebによる公開(CDML)
データベースにアクセスするためのCDMLタグを埋め込んだHTMLを使用する方法。
ブラウザでの表示や動きを比較的自由にコントロールすることが出来、スクリプトも使える。また、外部のwebサーバアプリケーションを利用することが出来るなど自由度が高いため、本格的なweb公開には通常この方法が用いられる。
もちろん、インスタントWebに較べて構築にはずっと手間がかかる。
5. カスタムWebによる公開(XML & XSL)
XML(Extensible Markup Language)や、さらにXSL(Extensible
Stylesheet Language)を利用する方法。
現在の段階では一般的な方法ではないが、XMLやXSLを使用することによって、より柔軟なDBのコントロールや、高速な動作、緻密なレイアウトを得ることが出来る。ファイルメーカーPro
5.5 DeveloperではXMLやXSLのデザインリポートオプションも追加されており、今後有望な手法と言える。
ただし、現在のところはXMLやXSLの表示をサポートするブラウザが限られるため、不特定多数に向けて公開するwebDBでは採用しにくい。上記の5つのweb公開の方法の他に、ブラウザ上での動的な値一覧(JavaScriptを使っていると思われる)や、XMLのソースから直接ファイルメーカーのDBにデータを取り込むデモが行われた。
-<<感想>>----
正直言って、「トンでもなくクールな5つの方法」を期待していたわたしには、この一般的な内容は少々物足りなく感じられた。ま、誤解していたわたしが悪いのです。はい。
ブラウザ上での動的な値一覧のデモの際にも、『Cool? Cool?』と参加者に拍手を要求していたが、カスタムWebであればその程度は一般的であると思われ、『ああ、ぜひ社本先生のwebDBをみなさんにご覧いただきたい』という妙な方向の気持ちの高まりを禁じ得なかった。(笑)
とはいえ、視点を変えるとこれはこれで非常に参考になったセッションではあった。
特に、XMLやXSLを使ったwebDBのシステムの活用事例は日本でも目にする機会が多くないため、大変参考になった。初日のKeynoteでファイルメーカー社から発表があったロードマップとも考え合わせると、今後非常に期待の持てる手法であるといえる。
(Reported:竹内 康二)) |
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